２００７年５月6日

地球温暖化のためか、ドイツの４月は、過去１００年間で最も降水量が少ない４月でした。このため、じゃがいもや野菜などの価格は例年よりも２０％高くなるそうです。

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今日はフランスで大統領選挙の決選投票が行われます。世論調査で優位にあるザルコジ陣営はすでにコンコルド広場で祝賀集会の準備をしているそうです。一方セゴレーヌ・ロワヤール陣営は意気消沈しているようです。結局は政治のプロが勝つということになりそうです。いずれにしても、ユダヤ系ハンガリー移民の子どもと、女性が大統領の座をめぐって争うという事実に、フランスに民主主義と複数主義が根づいていることを強く感じます。日本では移民の子どもが大統領選挙に出ることは、考えられないでしょうから。

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昨日はミュンヘンの文化センター、ガスタイクにコンサートを聴きに来ました。前半のベートーベンの交響曲３番はすばらしかったですが、東プロイセン出身の作曲家が、ミュンヘン・フィルハーモニーの依頼で作曲した、「追放された人々に捧げる曲」は、ひどい出来でした。前半がすばらしかっただけに、落差が激しかったです。こういう曲が作られるということは、ドイツ人の間で、「我々は戦争の被害者でもあった」という意識が強まっていることの現われでしょう。